学士資格はやはり重要。
こんにちは、まっさんです。
先日、日本のニュースで学歴を重視しない傾向が続いていると見ました。
確かに各企業の求人姿勢は、以前と比べて職歴や経験、スキルなどの方へ
注目していると思っています。
しかし、これは日本国内の状況であって、海外志向の方は異なります。
日本人が日本以外の国でビジネスをする、生活するには原理原則として
その滞在国政府が発行するビザ(居留許可)が必要となります。
誰でもいてよい、住んで良いではなく、審査があるのです。
一般的には、日系企業など現地の企業に所属し、そこで就労する条件で
就労許可が与えられ、その仕事をするために住む必要があるという事で
居留許可が手に入る、ということです。
その就労許可を得る基本条件というものが、各国で設定されています。
例えば私の住む中国上海市の場合、どの会社に属するか或いは自分で
企業してビジネスするか、どういった形であれ学歴最低限要求として
大学卒(学士)を求めています。
つまり大学を卒業している人材でないと、基本仕事ができない訳です。
いくつか条件があり、大卒が絶対条件ではないのですが、基本として
必要な条件の一つになっています。
上海市に限らず、中国の多くの都市や、シンガポール、マレーシア、
タイなどアセアン各国においても同様の条件設定のようです。
各国共に自国民の労働環境改善を重視しており、外国人がビジネスを
行う環境は年々厳しくなっています。この就労許可の条件が厳しく
なることは、今後も同様の流れが続くと思います。
実は私は以前、高校卒業して大学に入りすぐに辞めています。
そして、その後専門学校へ行った経歴があります。
それから社会に出て色々な経験をしていく内に、改めて大学で
勉強しようと思い編入し、学士を取得しています。
日本国内では大学へ行く意味が無い、その時間を利用し起業へ、
そんな風潮があるようですね。
もちろん一つの見方として良いと思いますが、将来的に海外へ
目を向けるかもしれない、海外志向があり実際計画もしている、
そういった方はできる限り大学卒業しておいた方が良いです。