中国からの投資と香港の活用
こんにちは、まっさんです。
私は中国上海で仕事をしています。
上海へ来て間もなく5年、その前も中国の他都市で
10年以上ビジネスをしています。
中国で商売すると、当然中国元での収入となります。
USDやEUR(ユーロ)JPY(日本円)などと比べても
国際的な評価はまだまだ低いと思います。
その辺り中国政府の政策もあって、USDなど外貨と
自由に交換ができない地域通貨になります。
私が中国元での収入を、どう投資へ繋げているか、
その部分を少し話したいと思います。
中国内で銀行や証券口座を開設し、投資信託や株の
購入はもちろん可能です。
投資信託と債券ファンドがミックスされた感じの、
支持されているようです。
ただ外国人の場合、購入できる商品に制限があり
買えるモノとしては魅力的なのが少ない現状です。
そんな環境も含めて、私は以前より香港に銀行口座、
証券口座を持ち、香港から世界へ投資しています。
香港は現在は中国の一部となってますが、永らく
アジアの金融センターとして発展してきました。
外国人の投資環境も良く、はっきり言って日本より
素晴らしいです。
税率が優遇されていたり、購入できる金融商品も
世界のモノがずらりと並んでいます。
マルチカレンシーといって、主要通貨のほとんどで
購入が可能ですし、現地通貨のHKD(香港ドル)は
USDとペッグされ安心感もあります。
コロナ禍以前は、2-3ヵ月に一度のペースで香港へ
行って資金移動やその他手続きが可能でした。
最後に香港へ行ったのは2020年12月で、それ以降
対応ができない状態が続いています。
中国大陸→香港の資金移動も可能ではありますが、
色々と制限があり手続きもかなり面倒です。
そんな環境が1年以上続いて、現在中国元がかなり
溜まっており、これを早く動かしたい気持ちです。
この間に、香港情勢も大きく動いており、これが
私の投資環境への影響は決して小さくないです。
この件については、また改めてお話ししますね。
日本へ一時帰国もそうですが、海外渡航が以前の
ように自由にできる環境へ早く戻って欲しいです。